My Only ON & OFF

Issue 12 2021SPR.那須久美子さんのON

現代に生きる女性たちが、それぞれのライフスタイルで見せる「ON」と「OFF」の表情。第12回は、銀座のヘアサロンでクリエイティブディレクターとして活躍する那須久美子さん。2歳の娘さんのママでもあり、育児と仕事をフルパワーで両立するライフスタイルを送られています。ONの表情になるのは、やっぱりサロンワークのとき。お客様へのメイク提案も多いという彼女は、どんなこだわりを持っているのでしょうか?

  • ONを読む
  • OFFを読む

銀座という場所にふさわしい、感度の高いメイクを

「お客様からみて、素敵だなと思われるようなヘアメイクをいつも心がけています」と話す那須さん。銀座というサロンの立地もあり、洗練された大人のスタイルを求めている感度の高い方が多いそうです。

「自分の顔のなかで好きなパーツは目なので、アイメイクは特に気合が入ります。お客様からもよくお褒めの言葉をいただくのですが、実は努力して大きく見えるようメイクしてるんです(笑)。よく使うのは『アルモニーアイズ05』。赤みある2色のブラウンは流行もとらえているし、パールの光沢感は上品で大人っぽく、ソフトな発色でグラデーションもつくりやすく……と優れたところばかり!囲み目もエレガントに仕上がるのでお気に入り。お客様にもおすすめしやすいです」。

目もとにあわせてワントーンメイクをつくるときに欠かせないのがリップ。「程よいマット感と、しっとりとしたうるおいが続く『ルージュ シュペルブ セミマット 05』は、今もっとも気に入っているリップのひとつ。こなれ感のあるブラウンがとてもおしゃれです。指で唇にポンポンとつけていくと、ラフな印象に」。

こだわりの眉メイクはカーキのペンシルで

お客様へ、ヘアにあわせたメイクの提案をすることもよくあるそうですが、マスクが欠かせないライフスタイルにおいて、どんなことに気をつけているのでしょうか。

「接客中はもちろんのことお客様にもマスクを装着していただいています。また、お客様の背後に立ち、鏡越しに会話をするので、私の顔は意外とお客様からは遠目に映ります。顔の半分はマスクですから、目もとにしっかりファッション性をもたせないと伝わらないんですね。マスクをしていなかった頃はリップメイクをよく楽しんでいましたが、今はアイメイクに時間をかけています」。

そのうえで欠かせないのが眉のメイク。「丸みがあると優しくみえるとか、ストレートだと意志が強そうなど、眉はアイメイクの中でも意志を表す部位のように感じます。マスクが必須になって、より眉の重要性がアップしました。私はもともと眉がとても薄く、どう美しく見せるかは永遠の課題なのですが(笑)無いところにもしっかり描き足すために長年愛用しているのが『アイブロウ スリム』です。細いペンシルで1本1本緻密に描けるだけでなく、色展開が豊富なのも魅力です。どのカラーもシックで落ち着いているので、大人のナチュラルメイクにもなじみます」。

ヘアカラーとアイブロウのカラーマッチングはいつも気にしているという那須さん。「グレージュ、ブルージュなど寒色系の髪色にすることが多いので、カーキ(GR45)を選ぶことが多いです。カーキは日本人が好む赤みの少ないヘアカラーにマッチしつつ、眉の存在感をおしゃれに見せてくれ、柔らかさもありながら、凛とした印象に仕上げることができます。今は春らしくカシスピンクのヘアカラーにチェンジしたので、BR21のブラウンを愛用中です」

自分と向き合ってメイクに「抜け感」をつくる

那須さんは20代後半で仕事の転機を迎え、多忙ななか肌の調子を崩してしまったことがありました。「ニキビが100個以上あるような状態で、最初は隠したくてファンデーションやコンシーラーを厚く塗り、そのせいでさらに肌の調子が悪化するという悪循環を招いていました」。

そこで、気になる部分だけをカバーして、きれいな部分には何も塗らないベースメイクに転換。「メリハリをつけることで逆に肌が若々しくきれいに⾒えることに気付きました。また、メイクが時短になって、肌の状態も半年ほどで良くなるなど良いことづくめでした。自分の顔を向き合う時間を作って、いい意味で手を抜くことって大事なんだな、と実感した出来事でしたね」。

その経験が活きて、今でもファンデーションで全顔をカバーすることはほとんどないのだそう。「コンシーラーの部分使いが好きです。たとえば、『イルミネイト タッチ』を頬の三角ゾーンに広げてからささっと指でなじませる。これだけで肌がぐんと垢抜けます。全体的にくすんでいるなというときは『スティーミング スキン』を水ありスポンジで薄く全体にのせるとトーンアップが叶います。朝の素肌状態と相談しながら、ベースメイクをカスタムしています」。

素肌が美しければ、そのぶんメイクも楽しめる

サロンワーク中は、基本的にマスクは付けっぱなし。マスクによる肌への摩擦や乾燥などが起こりやすいため、那須さんはある技を使っています。「それは、日中もマスクの下にスキンケアクリームを塗っておくこと。『ハイドロチャージ クリーム』は、ベタつくことなく、長時間じっくりと肌をうるおしてくれている感覚があり、朝晩のスキンケアタイムだけでなく、デイタイムにも使いやすいんです」。

マスクのときのメイクの心得や、抜け感をつくる大切さなど、自分流のメイク哲学をしっかりと持つ那須さんですが「何よりも大切なのはスキンケア」と訴えます。

「ベースメイクの引き算は、素肌が綺麗ならより可能になります。『隠すのではなく活かすメイク』をするためにも、スキンケアにウェイトを置くのは重要なこと。汚れはきちんとオフし、保湿を念入りに行う……これを毎日、時間を取って手間をかけ、きちんと行えば、肌は絶対に応えてくれるはずです」。

Profile谷口カナ

Michio Nozawa HAIR SALON Ginza
クリエイティブディレクター

元ACQUA代表・野沢道生の右腕を長年務め、現在はMichio Nozawa HAIR SALON Ginzaのクリエイティブディレクターとして、サロンワークを中心に、ヘアメイクや撮影、セミナー講師なども行う。エレガントでかわいさもある、大人のスタイルを得意とする。常に鮮度の高い情報に触れて腕を磨きながら、女性ならではの目線で、お客様の好みやライフスタイルに合わせた提案をするのがモットー。

RECOMMENDED ITEM

那須さんのお気に入りアイテム

  • アイブロウ スリム
  • エレガンス アイブロウ スリム
    秀逸な描きやすさ、自然な仕上がり

    繰り出し式のアイブロウペンシル。程よい硬さのある極細の芯で1本ずつ描くことができる。髪色やファッションに合わせやすい多彩なカラー展開。

    DETAIL

My Only ON & OFF

Issue 12 2021SPR. 那須久美子さんのON

現代に生きる女性たちが、それぞれのライフスタイルで見せる「ON」と「OFF」の表情。第12回は、銀座のヘアサロンでクリエイティブディレクターとして活躍する那須久美子さん。2歳の娘さんのママでもあり、育児と仕事をフルパワーで両立するライフスタイルを送られています。ONの表情になるのは、やっぱりサロンワークのとき。お客様へのメイク提案も多いという彼女は、どんなこだわりを持っているのでしょうか?

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  • OFFを読む

銀座という場所にふさわしい、感度の高いメイクを

「お客様からみて、素敵だなと思われるようなヘアメイクをいつも心がけています」と話す那須さん。銀座というサロンの立地もあり、洗練された大人のスタイルを求めている感度の高い方が多いそうです。

「自分の顔のなかで好きなパーツは目なので、アイメイクは特に気合が入ります。お客様からもよくお褒めの言葉をいただくのですが、実は努力して大きく見えるようメイクしてるんです(笑)。よく使うのは『アルモニーアイズ 05』。赤みある2色のブラウンは流行もとらえているし、パールの光沢感は上品で大人っぽく、ソフトな発色でグラデーションもつくりやすく……と優れたところばかり!囲み目もエレガントに仕上がるのでお気に入り。お客様にもおすすめしやすいです」。

目もとにあわせてワントーンメイクをつくるときに欠かせないのがリップ。「程よいマット感と、しっとりとしたうるおいが続く『ルージュ シュペルブ セミマット 05』は、今もっとも気に入っているリップのひとつ。こなれ感のあるブラウンがとてもおしゃれです。指で唇にポンポンとつけていくと、ラフな印象に」。

こだわりの眉メイクはカーキのペンシルで

お客様へ、ヘアにあわせたメイクの提案をすることもよくあるそうですが、マスクが欠かせないライフスタイルにおいて、どんなことに気をつけているのでしょうか。

「接客中はもちろんのことお客様にもマスクを装着していただいています。また、お客様の背後に立ち、鏡越しに会話をするので、私の顔は意外とお客様からは遠目に映ります。顔の半分はマスクですから、目もとにしっかりファッション性をもたせないと伝わらないんですね。マスクをしていなかった頃はリップメイクをよく楽しんでいましたが、今はアイメイクに時間をかけています」。

そのうえで欠かせないのが眉のメイク。「丸みがあると優しくみえるとか、ストレートだと意志が強そうなど、眉はアイメイクの中でも意志を表す部位のように感じます。マスクが必須になって、より眉の重要性がアップしました。私はもともと眉がとても薄く、どう美しく見せるかは永遠の課題なのですが(笑)無いところにもしっかり描き足すために長年愛用しているのが『アイブロウ スリム』です。細いペンシルで1本1本緻密に描けるだけでなく、色展開が豊富なのも魅力です。どのカラーもシックで落ち着いているので、大人のナチュラルメイクにもなじみます」。

ヘアカラーとアイブロウのカラーマッチングはいつも気にしているという那須さん。「グレージュ、ブルージュなど寒色系の髪色にすることが多いので、カーキ(GR45)を選ぶことが多いです。カーキは日本人が好む赤みの少ないヘアカラーにマッチしつつ、眉の存在感をおしゃれに見せてくれ、柔らかさもありながら、凛とした印象に仕上げることができます。今は春らしくカシスピンクのヘアカラーにチェンジしたので、BR21のブラウンを愛用中です」

自分と向き合ってメイクに「抜け感」をつくる

那須さんは20代後半で仕事の転機を迎え、多忙ななか肌の調子を崩してしまったことがありました。「ニキビが100個以上あるような状態で、最初は隠したくてファンデーションやコンシーラーを厚く塗り、そのせいでさらに肌の調子が悪化するという悪循環を招いていました」。

そこで、気になる部分だけをカバーして、きれいな部分には何も塗らないベースメイクに転換。「メリハリをつけることで逆に肌が若々しくきれいに⾒えることに気付きました。また、メイクが時短になって、肌の状態も半年ほどで良くなるなど良いことづくめでした。自分の顔を向き合う時間を作って、いい意味で手を抜くことって大事なんだな、と実感した出来事でしたね」。

その経験が活きて、今でもファンデーションで全顔をカバーすることはほとんどないのだそう。「コンシーラーの部分使いが好きです。たとえば、『イルミネイト タッチ』を頬の三角ゾーンに広げてからささっと指でなじませる。これだけで肌がぐんと垢抜けます。全体的にくすんでいるなというときは『スティーミング スキン』を水ありスポンジで薄く全体にのせるとトーンアップが叶います。朝の素肌状態と相談しながら、ベースメイクをカスタムしています」。

素肌が美しければ、そのぶんメイクも楽しめる

サロンワーク中は、基本的にマスクは付けっぱなし。マスクによる肌への摩擦や乾燥などが起こりやすいため、那須さんはある技を使っています。「それは、日中もマスクの下にスキンケアクリームを塗っておくこと。『ハイドロチャージ クリーム』は、ベタつくことなく、長時間じっくりと肌をうるおしてくれている感覚があり、朝晩のスキンケアタイムだけでなく、デイタイムにも使いやすいんです」。

マスクのときのメイクの心得や、抜け感をつくる大切さなど、自分流のメイク哲学をしっかりと持つ那須さんですが「何よりも大切なのはスキンケア」と訴えます。

「ベースメイクの引き算は、素肌が綺麗ならより可能になります。『隠すのではなく活かすメイク』をするためにも、スキンケアにウェイトを置くのは重要なこと。汚れはきちんとオフし、保湿を念入りに行う……これを毎日、時間を取って手間をかけ、きちんと行えば、肌は絶対に応えてくれるはずです」。

Profile野上ゆう子

Michio Nozawa HAIR SALON Ginza
クリエイティブディレクター

元ACQUA代表・野沢道生の右腕を長年務め、現在はMichio Nozawa HAIR SALON Ginzaのクリエイティブディレクターとして、サロンワークを中心に、ヘアメイクや撮影、セミナー講師なども行う。エレガントでかわいさもある、大人のスタイルを得意とする。常に鮮度の高い情報に触れて腕を磨きながら、女性ならではの目線で、お客様の好みやライフスタイルに合わせた提案をするのがモットー。

RECOMMENDED ITEM

那須さんのお気に入りアイテム

アイブロウ スリム
エレガンス アイブロウ スリム
秀逸な描きやすさ、自然な仕上がり

繰り出し式のアイブロウペンシル。程よい硬さのある極細の芯で1本ずつ描くことができる。髪色やファッションに合わせやすい多彩なカラー展開。

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